こんにちは、SOUSEIです!
春から初夏にかけての季節、緑がまぶしい茶畑で過ごす「新茶狩り体験」はいかがでしょうか?
その年の最初に摘まれる新芽——いわゆる「新茶」は、香り・甘み・うまみが特に豊かで、古くから
新茶の季節は地域にもよりますが、4月下旬〜6月中旬ごろが旬。
関西地方では奈良や大阪にも良質な茶畑が点在し、自然の中で茶摘み体験を楽しめるスポットが増えています。
自分の手で茶葉を摘み、その場で淹れたてのお茶を味わう時間は、忙しい日常を忘れさせてくれる癒しのひとときです。
この記事では、大阪・奈良で体験できる新茶狩りスポットを厳選してご紹介します。
また、茶摘みの流れや準備すべきこと、摘んだお茶の楽しみ方やおすすめのお土産もあわせてご案内します。
さあ、旬の香りとともに、初夏だけの特別な時間を味わいに出かけましょう。
目次
1. 新茶狩り体験ってどんなもの?
1-1. 体験の基本的な流れ1-2. 誰でも楽しめる!新茶狩りの魅力
1-3. 準備するもの・服装のポイント
2. 大阪で楽しめる新茶体験スポット
2-1. カタシモ茶園(柏原市)2-2. 交野お茶の郷(交野市)
2-3. 大阪府立農業公園・道の駅しらとりの郷(羽曳野市)
3. 奈良で味わう新茶体験スポット
3-1. 健一自然農園(天理市・大和高原)3-2. 宇陀市・大和茶体験(大宇陀地域)
3-3. 月ヶ瀬健康茶園(奈良市・月ヶ瀬)
4. 新茶の楽しみ方とお土産アイデア
4-1. 美味しい新茶の淹れ方4-2. 茶葉を料理に活用!
4-3. 現地で手に入るお土産アイデア
5. 新茶狩り体験をもっと楽しむポイント
5-1. 服装と持ち物の準備5-2. 予約は早めに!
5-3. プラスαの立ち寄りスポットも計画に
6. まとめ
1. 新茶狩り体験ってどんなもの?
「新茶狩り」とは、
新芽はやわらかく、香り高いのが特徴で、収穫されたばかりの茶葉をその場で味わうこともできる贅沢な体験です。
では、具体的にどのようなことをするのでしょうか?
以下で、新茶狩り体験の流れや楽しみ方、気になるポイントを詳しく解説します。
1-1. 体験の基本的な流れ
新茶狩り体験は、たいてい1〜2時間程度で完結するプログラムが多く、観光や日帰り旅行の一部としても取り入れやすいのが魅力です。
主な流れは以下の通り:
受付・説明
→ 茶摘みの方法、安全上の注意などの簡単なレクチャーがあります。
茶摘み体験
→ 実際の茶畑に入り、手で新芽を摘んでいきます。
若芽の見分け方なども丁寧に教えてもらえるので初心者でも安心です。
試飲・お土産タイム
→ 摘んだ茶葉の一部を使って淹れたての新茶をいただける場合も。
また、摘んだ茶葉を持ち帰れる施設もあります。
1-2. 誰でも楽しめる!新茶狩りの魅力
お茶摘みというと農作業のイメージがあるかもしれませんが、実際の体験は自然の中でリラックスしながら過ごせるレジャー要素が強めです。
茶畑は山間や高原にあることが多く、風や鳥の声を感じながら過ごす時間はとても心地よく、癒されます。
特に以下のような方におすすめです:
ファミリー: 小さな子どもでも茶摘みに参加可能。
自然体験や食育にも。
カップル・夫婦: のんびりとした時間を共有できるデートスポットにぴったり。
大人のひとり旅: 癒しとリフレッシュを求める大人に人気。
写真映えスポットも多数。
1-3. 準備するもの・服装のポイント
多くの体験施設では手ぶら参加OKですが、快適に楽しむために以下のような準備がおすすめです:
服装: 動きやすく汚れても良い長袖・長ズボン。
虫除け・日焼け対策に有効です。
靴: 運動靴やスニーカーなど歩きやすい靴
持ち物: 帽子、タオル、水分補給用のドリンク
あれば便利: 軍手(貸し出しがある場合も)
虫除け・日焼け対策に有効です。
靴: 運動靴やスニーカーなど歩きやすい靴
持ち物: 帽子、タオル、水分補給用のドリンク
あれば便利: 軍手(貸し出しがある場合も)
2. 大阪で楽しめる新茶体験スポット
お茶といえば静岡や京都のイメージが強いかもしれませんが、実は大阪にも歴史ある茶産地が存在します。
特に河内地域や交野市周辺では、江戸時代から続く茶畑が残り、今も地元の人々に親しまれています。
ここでは、自然とふれあいながら新茶を楽しめる、大阪府内のおすすめスポットを3つご紹介します。
2-1. カタシモ茶園(柏原市)
大阪府柏原市にあるカタシモワインフードが手がける茶園。
ぶどう園やワイナリーでも有名な同エリアでは、お茶の栽培も行われており、期間限定で茶摘み体験イベントが開催されます。
特に新茶シーズンには、緑に囲まれた丘陵地で茶摘み+手揉み体験+試飲ができるコースが人気。
大都市圏からのアクセスもよく、気軽に半日〜日帰りで楽しめます。
体験期間:5月中旬〜6月上旬(要予約)
アクセス:近鉄「安堂駅」またはJR「柏原駅」から徒歩圏内
参加費:2,000〜3,000円程度(お土産つき)
アクセス:近鉄「安堂駅」またはJR「柏原駅」から徒歩圏内
参加費:2,000〜3,000円程度(お土産つき)
2-2. 交野お茶の郷(交野市)
交野市はかつて「交野茶」の産地として知られ、今も伝統的なお茶づくりの文化が残る地域。
「交野お茶の郷」では、地元のボランティア団体や農家さんと連携した茶摘み体験や手揉み教室が行われています。
茶畑は自然豊かな丘陵地にあり、眺望も抜群。茶摘み後には、交野の湧き水でいれた新茶を味わえるのも魅力です。
茶葉や和菓子の販売もあり、ほっこりした気分で帰路につきます。
開催時期:5月下旬〜6月中旬(天候により前後)
所要時間:約90分
対象年齢:年齢制限なし(小学生以下は保護者同伴)
所要時間:約90分
対象年齢:年齢制限なし(小学生以下は保護者同伴)
2-3. 大阪府立農業公園・道の駅しらとりの郷(羽曳野市)
農業と自然体験のテーマパーク「しらとりの郷」では、季節ごとの収穫体験が人気。
春は野菜やいちご、そして5月には新茶の茶摘みイベントが行われることもあります。
広大な公園内には、直売所やレストランも併設されており、ファミリーに特におすすめ。
イベントは不定期のため、事前に公式サイトや羽曳野市の広報などで開催情報を確認しておきましょう。
3. 奈良で味わう新茶体験スポット
奈良県は、大和茶の名で知られる由緒ある茶産地。
特に宇陀市や月ヶ瀬、大和高原エリアは、標高が高く、寒暖差のある気候が美味しいお茶を育てます。
奈良ならではの自然環境に囲まれた茶畑での茶摘み体験は、都会では味わえない贅沢な時間です。
ここでは、奈良県内でおすすめの新茶体験スポットを3つご紹介します。
3-1. 健一自然農園(天理市・大和高原)
農薬や化学肥料を一切使わない自然栽培で知られる、健一自然農園。
標高500mの大和高原に位置する茶畑は、四季折々の風景が広がる癒しの空間。
新茶の時期には、農園スタッフの案内で有機茶の手摘み体験と試飲ツアーが開催されます。
自然農法のお茶は、味わいがまろやかで香り豊か。
体験後には、自家焙煎のほうじ茶や手揉み茶の販売もあるため、お土産にもおすすめです。
開催時期:5月中旬〜6月上旬(要予約)
アクセス:JR・近鉄天理駅より車で約30分
体験内容:茶摘み+お茶の話+試飲(約90〜120分)
アクセス:JR・近鉄天理駅より車で約30分
体験内容:茶摘み+お茶の話+試飲(約90〜120分)
3-2. 宇陀市・大和茶体験(大宇陀地域)
奈良県宇陀市は、高品質な「かぶせ茶」の生産地として知られています。
かぶせ茶とは、収穫前に茶葉に覆いをかけて育てることで、渋みを抑えて甘みと旨みを引き出したお茶です。
宇陀市内では、地元の農家や観光協会が連携し、手摘みかぶせ茶の体験ツアーや、茶葉を使ったアロマ作り体験なども実施。
お茶を“飲む”だけでなく、“香りを楽しむ”というアプローチも面白い魅力です。
体験期間:5月下旬〜6月中旬
所要時間:約1時間〜1時間半
参加方法:宇陀市観光協会などから申し込み
所要時間:約1時間〜1時間半
参加方法:宇陀市観光協会などから申し込み
3-3. 月ヶ瀬健康茶園(奈良市・月ヶ瀬)
「お茶の聖地」とも呼ばれる月ヶ瀬地区は、奈良市北東部の山あいに広がる静かな集落。
ここで有機栽培のお茶を作っている「月ヶ瀬健康茶園」では、絶景の茶畑での茶摘み体験が人気です。
標高500〜600mに位置する茶畑からは、月ヶ瀬湖や周囲の山々が一望でき、まさに絵画のような風景。
体験後には、茶園併設のショップで限定の新茶やほうじ茶スイーツを購入することも可能です。
開催時期:5月中旬〜6月上旬
アクセス:JR月ヶ瀬口駅から車で約15分
その他:要事前予約、Instagramや公式サイトで告知あり
アクセス:JR月ヶ瀬口駅から車で約15分
その他:要事前予約、Instagramや公式サイトで告知あり
4. 新茶の楽しみ方とお土産アイデア
せっかく茶摘みを体験したなら、その後も新茶の魅力を味わい尽くしたいですよね。
ここでは、摘んだお茶を自宅で楽しむ方法や、現地でしか手に入らないおすすめのお土産を紹介します。
4-1. 美味しい新茶の淹れ方
新茶の魅力は、何といっても繊細で甘みのある味わい。
その特徴を活かすためには、淹れ方にも少し工夫が必要です。
基本の淹れ方(1人分):
茶葉:3g(ティースプーン山盛り1杯程度)
湯温:60〜70℃(少し冷ましたお湯)
抽出時間:1分程度
ポイント:熱湯をそのまま使うと渋みが出やすいため、少し冷ましたお湯を使うのがコツ。
1煎目はうまみ、2煎目・3煎目で渋みと香ばしさが楽しめる、味のグラデーションも魅力です。
4-2. 茶葉を料理に活用!
新鮮な茶葉は、そのまま料理に使うことも可能。
摘みたてを軽く湯通しして細かく刻めば、香り豊かな食材に早変わり。
新茶のおにぎり: ご飯に刻んだ茶葉と塩を混ぜるだけ。
香りと風味が引き立つ。
天ぷら: 柔らかい新芽をそのまま衣をつけて揚げると、サクサクの香ばしさが楽しめます。
新茶の佃煮: しょうゆ、みりん、かつお節で煮詰めてごはんのお供に。
お茶は飲むだけでなく、「食べる」ことで栄養も丸ごといただけます。
4-3. 現地で手に入るお土産アイデア
新茶狩り体験をした茶園では、その場で採れたて・加工したてのお茶や関連商品を購入できる場合がほとんど。
ここでしか買えない“限定品”も多く、お土産にもぴったりです。
人気のお土産例:
手摘み新茶パック(数量限定)
→ 自分が摘んだ茶葉を、当日〜数日後に製茶して受け取れるサービスも。
抹茶・ほうじ茶スイーツ
→ 茶園併設のカフェや売店で、抹茶ロールケーキ、茶だんご、ソフトクリームなどが楽しめます。
ティーバッグタイプのお茶セット
→ おしゃれなパッケージ入りで、ギフトにも最適。新茶・煎茶・ほうじ茶などの詰め合わせが人気。
茶香炉やお茶のアロマ商品
→ 月ヶ瀬や宇陀地域では、お茶の香りを活かしたアロマグッズ(スプレー・お香など)も販売。
お茶の楽しみ方は、“飲む”だけではなく、“味わう・香る・贈る”といった多彩な形で広がっています。
5. 新茶狩り体験をもっと楽しむポイント
新茶狩りは、自然の中で季節を感じる貴重な体験。
せっかくなら、より快適に、そして思い出に残る一日にしたいものです。
ここでは、新茶狩りをさらに楽しむための実用的なアドバイスをご紹介します。
5-1. 服装と持ち物の準備
茶畑は屋外の農地です。
快適かつ安全に楽しむためには、動きやすく自然に適した服装・装備が重要です。
◎おすすめの服装
長袖・長ズボン: 日焼け・虫刺され・草かぶれを防ぎます。
帽子: 強い日差し対策に必須。つば広タイプが便利。
運動靴またはスニーカー: 足元は土や草の上を歩くので、滑りにくい靴を。
◎あると便利な持ち物
タオル・ハンカチ: 汗ふき用、手洗い後にも。
水筒・ドリンク: 熱中症予防のため、こまめに水分補給を。
虫よけスプレー・日焼け止め: 初夏の日差しと自然の中では必需品。
ビニール袋: 汚れ物の持ち帰りや荷物の保護にも使えます。
5-2. 予約は早めに!
新茶狩り体験は開催期間が短く(約1か月間)、人気スポットでは週末を中心に早々に満員になることも。
特に、ガイド付きや試飲つきの体験は枠が限られるため、以下の方法で早めに予約しましょう。
・公式サイトやInstagramのDM予約
・観光協会・道の駅・自治体の情報ページ
・体験予約サイト(アソビュー、じゃらん体験予約など)
現地での受付も可能な場合がありますが、予約優先のところが多いため、事前の確認がおすすめです。
5-3. プラスαの立ち寄りスポットも計画に
新茶体験の前後には、近くの観光地やカフェ、温泉に立ち寄るのもおすすめ。
茶畑のある場所は自然豊かなエリアが多いため、1日を通して心と体をリフレッシュできます。
例:
・月ヶ瀬エリア:月ヶ瀬温泉/布目湖ドライブ/古民家カフェ
・宇陀市:室生寺/道の駅宇陀路大宇陀/薬草の湯
・柏原市:ワイナリー見学/柏原ぶどうスイーツめぐり
地元のグルメや景色も一緒に楽しむことで、体験がより深く、豊かな思い出になります。
準備をしっかり整えれば、新茶狩り体験はさらに楽しく、安全で、心に残るイベントになります。
6. まとめ
新茶の季節は、ほんのわずかな期間だけ訪れる初夏のごほうび。
その年に最初に芽吹いた茶葉は、香り高く、やわらかで、体にも心にもやさしい味わいがあります。
大阪や奈良では、都心からのアクセスもしやすく、自然にふれながら本格的な茶摘み体験ができるスポットが増えています。
自分の手で摘んだ茶葉を味わう時間は、まさに五感で楽しむ贅沢なひととき。家
族で、友人と、あるいは一人で それぞれのスタイルで「旬の味」を感じてみてはいかがでしょうか。
この記事が、新茶の魅力とその楽しみ方を知るきっかけとなり、皆さんの初夏の思い出づくりに役立てば幸いです。