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楽しくも悩ましいクロス選びのご参考に…

2021年2月27日



こんにちは!藤本です。

日中は暖かくなってきましたね。
来週も暖かい日が続くようです♪


さて、今日はきっと皆さまお打ち合わせで楽しみのクロスについて♪
建物のお打ち合わせの終盤にやってくるクロス選び。
たくさん選べるクロスを見るだけでワクワクしてきますよね^^

SOUSEIでは、定期的にオーナー様のママさん数名と
スタッフで意見交換をする”ママナビ”というイベントを行っています。
今年はコロナの影響で行えていないのですが、
そこでよく頂く意見で、
「クロスは見るのも決めるのもすごく楽しいけどイメージがつきにくい」
というお声。。。



今日はそんな楽しくも悩ましいクロスについて。









〇A4サイズのサンプルを参考にしてみる








SOUSEIでは、サンゲツさんのSPをベースクロスとし、
ReSERVEからアクセントクロスとしてお選びいただくことをおススメしています。

もし、別のクロスが気になっているなどの場合は、
担当にご相談くださいね☺️

お打ち合わせがある程度進むと、カタログをお渡しさせて頂きます。
クロスの決定自体は、最後の方になりますのでゆっくり悩んでくださいね。

とはいっても、
「いっぱいありすぎて、しかも小さすぎてなかなか決めれない」
「まだ全然見てません(笑)」
とお声を聞くことも多くありました。


クロスカタログに載っているカットサンプルは、
横7.5cm×縦5.5cm、
大きくても横23cm×縦15cm程でした。
でも実際の家に施工するとなると、高さ2.4m×幅〇〇mですので、
なかなか想像がつきませんよね。

その場合は、クロスメーカーさんに問い合わせて
カットサンプルを取り寄せるのもおススメです♪
A4サイズのものが届くので、
カタログのカットサンプルよりは大きな面積で イメージいただけます。

それでも悩まれた時は、サンゲツさんのショールームも大阪にございますので
行ってみてください!




〇面積効果にご注意を



そもそも面積効果とは、
同じ色でも面積の大きさによって色が明るく見えたり、暗く見えたりする現象のことです。
これは、クロスだけに関わらず、 外壁の色決めの時や、普段生活しているときもあれ?と思うことがあるかもしれません。

実際に施工後に、希望した色とは違うように感じるのは、
面積効果が大きく影響しています。


*面積効果による色の見え方の違い
面積の大小によって色の見え方が変わるということは分かりましたが、
具体的にどのような色の変化が起きるのかというと、、、



実は明るい色と、暗い色とでは違ってきます。

まずは、面積効果が明るい色に与える影響について





皆さまはどちらが明るく見えますか??

きっと、大きい面積の方が明るく見える方が多いかと思います。
(見えるはずなのですが、画面上では分かりにくいですね😂)
明るい色は小さな面積よりも大きな面積のほうが、
より明るく見えるという特徴があります。


面積効果が暗い色に与える影響について





反対に、黒などの暗めの色は
面積の大小によって見え方はどう変わるのでしょうか??

小さな面積の暗い色よりも、大きな面積の方が暗く感じるかと思います。

こちらも 暗い色は明るい色とは正反対の性質を持っています。

まとめると、
明るい色:面積が大きくなるほど明るく見える
暗い色:面積が大きくなるほど暗く見える


クロスを選ぶ際は、凹凸などもあるので一概には言えないのですが、
ご参考にしてみてください。

ベースクロスは、基本ホワイト系が多いので、
カットサンプルで見るよりもワントーン明るくなるとご想像頂ければと思います。




〇機能性クロスの効果は期待できる?



よく、洗面室や、トイレ、SCLなどのクロスを
機能性クロスをご選択いただきます。

スーパー耐久性や、珪藻土壁紙、吸放湿壁紙、通気性壁紙などなど
機能性壁紙といってもたくさんありますね。

注意していただきたいのは、
効果を期待しすぎないでくださいね、という点です。

もう1点、機能性クロスは”施工注意”クロスが多いです。
施工注意クロスは、すごく薄かったり、
柄もので、ジョイント部分が難しかったりするもの。
もちろん施工することはできるのですが、
カタログをお渡しするときにお話させて頂く通り、
下地を拾いやすく、仕上がりがぼこっとしやすくなってしまいますので
ご了承くださいね、ということです🙇‍♀️

使う場所にあわせて効果的な機能×デザインで選びたいですね。




〇カタログの施工事例写真はご参考までに








カタログのサンプルの横に施工事例が載っている種類のクロスもありますよね。

弊社の施工事例を撮影頂いているカメラマンさんも
クロスメーカーさんのカタログに載せる写真を担当されたりしていますが、
カタログなどに載せるメーカーさんの写真撮影をするときは、
きれいに見えように照明をあてたり画像加工をしてきれいに載せているそうです!

なので、実際にお家に施工したときは、
日光の当たり方、照明の当たり方、床の色なども関係していて
カタログと同じというようにはならないようです!
あくまでもご参考にしてみてください^^




〇照明の色に注意



クロスお打ち合わせ前の段階で、電気のお打ち合わせがあります。
電気のお打ち合わせでは、コンセントやスイッチ、照明の種類や配当、明るさの種類など
たくさん決めることがあります。


その中の照明の色ですが、
大きく分けて2タイプあります。

オレンジ系の暖かい色をした電球色と呼ばれる色と、
ホワイト系の明るい昼白色と呼ばれる色。
それぞれ、間接照明やダイニング、収納内や、リビング等
お好みや適用場所がありますが、クロスにも影響してきます。

光の色によって、色の見え方が変わったりしますので、
実際に照明にあてて見てみることで実際の色加減がわかります。




〇まとめ



新しいお家で生活していくと、
暮らしていくにつれて ”色” が + されていきます。
インテリアだったり、カーテンだったり。

アクセントクロスで遊ぶのも楽しいですが、
インテリアで遊んで遊ぶのも、変化があっていいですね。

たくさん悩んでくださいね。

困ったときは、今までたくさん施工してきた設計の担当に
ぜひご相談頂ければと思います♪