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【2025年8月】奈良・大阪の夏祭り&盆踊りカレンダー|週末のお出かけ先ガイド

2025年8月10日

こんにちは、SOUSEIです!

夏といえば、どこか心が弾む季節。ジリジリとした陽射しと共に、夜になるとあちこちで太鼓の音や提灯の灯りが現れ、祭りの気配が漂ってきます。
特に関西エリアでも古都・奈良と都市・大阪は、夏の風物詩である「夏祭り」「盆踊り」「花火大会」の宝庫です。
それぞれの地域には、歴史や文化、地域性が色濃く反映された個性的なイベントが揃い、訪れる人々に特別な夏の思い出を提供してくれます。

奈良では、世界遺産や古の都を舞台に、静けさと荘厳さが共存する幻想的な祭りが多く開催されます。
たとえば、燈花会(とうかえ)では、千を超えるロウソクが奈良公園一帯に灯され、訪れる人の心を優しく包み込みます。

一方、大阪はまさに「熱気の祭都」。多様な文化が交差する都市らしく、大規模で賑やかな盆踊りや、音楽と融合した花火大会など、エンタメ性に富んだイベントが目白押しです。

2025年の夏も例外ではありません。
8月を中心に、奈良・大阪の各地でさまざまな夏祭り・盆踊り・花火イベントが予定されており、地元民はもちろん、観光客も楽しめるラインナップが勢ぞろいしています。

本記事では、最新情報をもとに、週末やお盆の予定を立てやすいよう、カレンダー形式で注目イベントをご紹介します。
お祭りはその地域の文化と人の心が表れる場。
家族や友人と、そしてひとりでも、思い切り夏を感じに出かけてみませんか?


目次

1. 奈良の夏祭り・盆踊り・花火イベント一覧

1-1. なら燈花会(8月5日~14日)
1-2. 第51回 吉野川祭り 納涼花火大会(8月15日)
1-3. 第39回 下北山村 夏祭り(8月15日)
1-4. 平城京 夏まつり 2025(8月23日・24日)
1-5. 第14回 安堵町ふれあい盆踊り大会(8月24日)
1-6. かぐやまつり(8月30日)

2. 大阪の夏祭り・盆踊り・花火イベント一覧

2-1. 万博夏まつり2025(8月1日〜3日、8日〜12日、22日〜24日、29日〜31日)
2-2. てんしば夏祭り2025(8月2日・3日)
2-3. おとしょくYOMATSURI2025(8月10日)
2-4. 道頓堀盆おどりインターナショナル2025(8月16日)
2-5. 八尾駐屯地 盆踊り・花火大会(8月6日 ※荒天時は7日に順延)
2-6. 大阪泉州夏祭り「泉州夢花火2025」(8月23日)
2-7. ハーベストの丘 夏まつり(開催日程複数)

3. 注目ポイント・比較

3-1. 奈良の夏祭り:歴史と自然に包まれた静かな情緒
3-2. 大阪の夏祭り:賑やかで多彩、アクセス抜群の都市型イベント
3-3. 両方楽しむ“ハイブリッド型”もおすすめ!

4. おすすめモデルコース(週末プラン)

4-1. モデルコース①:幻想的な奈良の夜を楽しむ静寂プラン(8月9日〜10日)
4-2. モデルコース②:家族で満喫!盆踊り&縁日フルコース(8月23日〜24日)
4-3. モデルコース③:大阪を満喫!都市型イベントで賑やか夏体験(8月16日〜17日)
4-4. モデルコース④:海と花火とBBQ!泉州リゾートプラン(8月23日)
4-5. モデルコース⑤:盆休みに家族で安心して楽しむ郊外派プラン(8月15日)

5. 計画時のポイント

5-1. 天候と開催状況のチェックは必須
5-2. アクセスと駐車場事情を事前に確認
5-3. 混雑回避のコツ
5-4. 熱中症対策も忘れずに
5-5. お金・荷物・準備のポイント

6. まとめ









1. 奈良の夏祭り・盆踊り・花火イベント一覧



奈良は、古都としての歴史的な背景と、豊かな自然に囲まれた静謐な空気が魅力です。
その環境を活かした夏祭りは、華やかさの中にも落ち着きがあり、他府県では味わえない特別な体験ができます。

ここでは、2025年8月現在で開催が予定されている奈良の注目イベントを日程順にご紹介します。




1-1. なら燈花会(8月5日~14日)


場所:奈良公園一帯(春日野園地・浮雲園地ほか)

「燈花会(とうかえ)」は、奈良を代表する夏の幻想的なイベント。
約2万本ものロウソクが夜の奈良公園を静かに照らし出し、まるで平安時代にタイムスリップしたかのような非日常空間が広がります。
春日大社や東大寺など、歴史ある建物を背景にした灯りの演出は、国内外から多くの観光客を惹きつけています。

おすすめポイント
・写真映え間違いなしの幻想空間
・点灯は19:00〜21:30、雨天中止
・入場無料(一部有料エリアあり)




1-2. 第51回 吉野川祭り 納涼花火大会(8月15日)


場所:五條市 吉野川河川敷(五新線跡)

奈良県五條市で開催される、県内最大級の花火大会。
約4000発の花火に加え、音楽・レーザー演出が融合した近未来的なナイトショーが魅力です。
河川敷という開放感あるロケーションで、家族連れにも人気です。

おすすめポイント
・花火×音楽×レーザーの豪華共演
・屋台や露店も多数出店
・駐車場あり/早めの到着推奨




1-3. 第39回 下北山村 夏祭り(8月15日)


場所:下北山スポーツ公園(下北山村)

奈良県最南端の村・下北山村で開催されるローカル夏祭り。
盆踊り、縁日、ステージイベントなど、地元に根ざしたあたたかい雰囲気が特徴です。
夜には山々に響く花火が打ち上げられ、自然と共に楽しめる贅沢な時間が流れます。

おすすめポイント
・観光客にもやさしい、のどかな雰囲気
・BBQやキャンプとセットで楽しめる
・自然に囲まれた癒しの夏祭り




1-4. 平城京 夏まつり 2025(8月23日・24日)


場所:平城宮跡歴史公園 朱雀門ひろば

世界遺産・平城宮跡を舞台にした一大イベント。
アニメソングで踊る「アニソン盆踊り」や縁日、ステージショー、豪華景品が当たるビンゴ大会など、子どもから大人まで楽しめるコンテンツが満載です。

おすすめポイント
・アニメ・盆踊り好きにはたまらない構成
・夜にはライトアップ&盆踊り
・駐車場完備/アクセスも良好




1-5. 第14回 安堵町ふれあい盆踊り大会(8月24日)


場所:安堵中央公園グラウンド(安堵町)

地域密着型のお祭りで、盆踊り、模擬店、キッズダンスなどが行われます。
最後には小規模ながら迫力ある花火も打ち上げられ、夏の終わりを締めくくるにふさわしいイベントです。

おすすめポイント
・アットホームな盆踊り体験
・ファミリー向けの安心設計
・観覧無料




1-6. かぐやまつり(8月30日)


場所:耳成南小学校 校庭(橿原市)

橿原市で毎年開催される「かぐやまつり」は、奈良伝統の地元団体「あすか一座」による演舞や、子ども盆踊りなどが披露される人気イベントです。
屋台も多数出店し、地域の夏の風物詩として親しまれています。

おすすめポイント
・地元感たっぷりの温かいイベント
・学校の校庭が会場で親しみやすい
・フィナーレの花火も見もの


奈良の夏祭りは、派手さは控えめでも、その分地域の人とのふれあいや、歴史との繋がりを深く感じられる内容が多く揃っています。
自然や歴史を感じながら、静かながらも心に残る夏の夜を過ごしてみてはいかがでしょうか?






2. 大阪の夏祭り・盆踊り・花火イベント一覧



大阪は言わずと知れた“お祭り好き”の街。
活気と笑顔に満ちた夏祭りイベントが、大阪府内各地で開催されています。
都市型のイベントから地域密着型まで、そのバリエーションは実に多彩です。

2025年8月時点で開催予定の注目イベントを、エリアや日程別にご紹介します。




2-1. 万博夏まつり2025(8月1日〜3日、8日〜12日、22日〜24日、29日〜31日)


場所:万博記念公園(吹田市)

広大な敷地と太陽の塔がシンボルの万博公園で開かれる恒例の夏祭り。
盆踊り、縁日、ステージパフォーマンスに加え、夜は“イルミナイト万博”と題したライトアップや手持ち花火の体験イベントなども開催。
夏の週末に家族連れで楽しめるスポットです。

おすすめポイント
・日程が多く、行きやすい
・自由参加型の盆踊り
・19時以降はライトアップで幻想的に




2-2. てんしば夏祭り2025(8月2日・3日)


場所:てんしば(天王寺公園内)

天王寺駅すぐの都市型公園「てんしば」で行われるイベント。
和太鼓ライブ、アカペラ、スプラッシュタイム(噴水で水遊び)など、子どもから大人までが楽しめるプログラムが充実しています。
夕方からは盆踊りと屋台が出現し、夏祭りらしい雰囲気に。

おすすめポイント
・駅近・入場無料の都市型イベント
・イベント密度が高く、1日中楽しめる
・小さな子ども連れにもおすすめ




2-3. おとしょくYOMATSURI2025(8月10日)


場所:阪南市 おとしょく会場(尾崎)

阪南市の飲食イベント「おとしょく」と連動した夏祭り。
グルメ、盆踊り、地元団体のステージなどが行われ、地元感あふれるにぎわいが楽しめます。
少し遠出気分で、南大阪の夏を満喫するのにぴったりです。

おすすめポイント
・ローカルグルメと盆踊りのコラボ
・南大阪で希少な大規模夏イベント
・縁日・キッズ向けイベントもあり




2-4. 道頓堀盆おどりインターナショナル2025(8月16日)


場所:戎橋〜道頓堀川沿い(中央区)

大阪ミナミの中心・道頓堀で開催される国際的な盆踊りイベント。
外国人観光客や在住者も巻き込み、誰でも自由に参加可能。
道頓堀川沿いには提灯が灯り、音頭に合わせて踊る参加者の列が続きます。

おすすめポイント
・多国籍・多文化が交じり合うイベント
・観覧も参加も無料
・道頓堀の夜景と盆踊りのコラボが新鮮




2-5. 八尾駐屯地 盆踊り・花火大会(8月6日 ※荒天時は7日に順延)


場所:陸上自衛隊 八尾駐屯地(八尾市)

自衛隊施設内で開かれる地域開放型の夏祭り。
自衛隊車両の展示、夜店、盆踊り、そしてラストには花火の打ち上げも。
地域住民はもちろん、自衛隊ファンにも人気のイベントです。

おすすめポイント
・自衛隊ならではの展示も魅力
・敷地内での本格的な花火大会
・家族連れ・ミリタリーファンにおすすめ




2-6. 大阪泉州夏祭り「泉州夢花火2025」(8月23日)


場所:SENNAN LONG PARK(泉南市)

海辺のリゾート地で開催される大規模花火大会。
音楽とシンクロした迫力の演出と、広々とした海辺の会場が魅力。
2025年は花火の数もパワーアップ予定。夜空と海に映える幻想的な花火が楽しめます。

おすすめポイント
・海辺で見る大規模花火
・音楽演出つきで臨場感抜群
・日中は海遊びも可能




2-7. ハーベストの丘 夏まつり(開催日程複数)


場所:堺市南区 ハーベストの丘

牧場・自然体験型テーマパーク「ハーベストの丘」での夏祭り。
打ち上げ花火はないものの、手持ち花火体験や縁日、盆踊りなど、子ども向けのイベントが盛りだくさん。キャンプやBBQと合わせて楽しむのもおすすめです。

おすすめポイント
・小さな子どもも安心して遊べる
・手持ち花火で安全に夏体験
・自然の中でのんびり過ごせる


大阪の夏祭りは、とにかく“元気”がキーワード。
都市ならではのアクセスの良さと、多彩なイベント内容が魅力です。
どのイベントも家族連れやカップル、一人参加でも楽しめる内容になっているので、ぜひ気になるイベントに足を運んでみてください。






3. 注目ポイント・比較



奈良と大阪、それぞれの夏祭りには異なる魅力があり、どちらを訪れるか迷ってしまう方も多いでしょう。
この章では、両地域の夏祭りを比較しながら、それぞれの特徴やおすすめポイントを整理してみます。




3-1. 奈良の夏祭り:歴史と自然に包まれた静かな情緒


奈良の夏祭りは、いわば「心に染み入る」ような魅力があります。
古都・奈良ならではの歴史的建造物や自然の風景が、夜のロウソクや花火の灯りと融合することで、幻想的な時間が生まれます。

注目ポイント
歴史との融合:「なら燈花会」や「平城京夏まつり」など、世界遺産や歴史公園を舞台にした祭りが多数。
自然との調和:下北山村や吉野川など、山や川を活かしたロケーションが心地よい。
混雑が少なめ:都市部に比べて比較的落ち着いて楽しめるのが魅力。


おすすめ層
・静かな雰囲気を楽しみたい大人やシニア層
・歴史や文化に関心のある方
・自然に癒やされたいカップルや家族連れ




3-2. 大阪の夏祭り:賑やかで多彩、アクセス抜群の都市型イベント


一方の大阪は、まさに“お祭り都市”。
規模の大きさや演出の派手さ、参加型イベントの多さが特徴で、誰もが気軽に楽しめるフレンドリーな空間が広がっています。

注目ポイント
エンタメ性が高い:「万博夏まつり」や「泉州夢花火」など、音楽・ライトアップ・噴水演出など演出が豪華。
アクセス良好:都市内・郊外ともに公共交通機関でのアクセスが良く、気軽に行きやすい。
国際性も◎:「道頓堀盆おどりインターナショナル」は観光客にも大人気。


おすすめ層
・子ども連れのファミリー
・友人同士や若者グループ
・旅行のついでに立ち寄りたい観光客


イベント形式の違い





3-3. 両方楽しむ“ハイブリッド型”もおすすめ!


例えば、週末に奈良の「なら燈花会」や「吉野川花火」で静かな夜を楽しみ、翌週は大阪の「てんしば夏祭り」や「泉州夢花火」で華やかに締めくくる -そんな“二拠点型夏祭りツアー”もおすすめです。
どちらにも異なる良さがあるからこそ、今年の夏は「奈良と大阪、両方行く」が正解かもしれません。






4. おすすめモデルコース(週末プラン)



週末やお盆休みを使って、奈良・大阪の夏祭りを効率よく楽しみたい方に向けて、実際のイベント日程に合わせた“おすすめモデルコース”をご紹介します。
家族連れ、カップル、友人同士など、シーン別に使える実用的なプランです。




4-1. モデルコース①:幻想的な奈良の夜を楽しむ静寂プラン(8月9日〜10日)


対象:カップル・大人向け/静かに過ごしたい方に

土曜日(8月9日)
夕方:奈良公園をゆっくり散策
夜:なら燈花会でロウソクの灯りに癒される(19:00〜21:30)

日曜日(8月10日)
午前:ならまち散策やカフェ巡り
午後:温泉・ホテルでゆったり
夜:下宿先または静かな宿でのんびり

:非日常を味わえる、心落ち着く週末旅行に。




4-2. モデルコース②:家族で満喫!盆踊り&縁日フルコース(8月23日〜24日)


:ファミリー向け/遊びも花火も楽しみたい方に

土曜日(8月23日)
昼:平城京 夏まつり(橿原市)で縁日と盆踊りを満喫
夜:吉野川納涼花火大会(五條市)へ移動して花火鑑賞(打上数約4,000発)

日曜日(8月24日)
午前:奈良市内で博物館・寺社めぐり
夕方:安堵町ふれあい盆踊り大会で締めくくり(模擬店&花火も)

:1泊2日で奈良の“動と静”を両方楽しむ夏休みの思い出に。




4-3. モデルコース③:大阪を満喫!都市型イベントで賑やか夏体験(8月16日〜17日)


:若者グループ・旅行者向け/にぎやか&アクセス重視派に

土曜日(8月16日)
昼:心斎橋や難波でショッピング&グルメ
夜:道頓堀盆おどりインターナショナルに参加(自由参加OK)

日曜日(8月17日)
午前:てんしば周辺(天王寺動物園・新世界)で観光
午後:てんしば夏祭りで水遊びや盆踊り(子ども連れも◎)

:アクセスの良さと観光も両立できる「都市型夏祭り旅」




4-4. モデルコース④:海と花火とBBQ!泉州リゾートプラン(8月23日)


:友人グループ・カップル向け/アクティブ派に

土曜日(8月23日)
昼:SENNAN LONG PARK(泉南市)で海遊びやBBQ
夜:泉州夢花火2025を海辺で観覧(音楽&花火の大演出)

:日帰りでも宿泊でもOK。
非日常感たっぷりの“夏の総仕上げ”に。




4-5. モデルコース⑤:盆休みに家族で安心して楽しむ郊外派プラン(8月15日)


:小さな子どもがいる家族向け/混雑を避けて安心重視

金曜日(8月15日)
午前:下北山村スポーツ公園で自然体験(川遊び・アスレチック)
夕方:下北山村 夏祭りで盆踊り&夜店を楽しむ
夜:山あいで見る花火は静かで心に残る一瞬

:自然と地域のあたたかさに触れる、やさしい家族時間を。


モデルコースは、日程や移動手段に合わせて調整可能です。
公式サイトなどで事前にスケジュールや交通アクセス、駐車場の有無などを確認し、スムーズな週末プランを立てましょう。






5. 計画時のポイント



夏祭りは楽しいイベントである一方で、混雑や天候、移動手段など、事前に把握しておかないと困ることもあります。
この章では、奈良・大阪の夏祭りを安心して楽しむために、計画時に押さえておきたいポイントをまとめました。




5-1. 天候と開催状況のチェックは必須


夏の屋外イベントにおいて、最も注意すべきは天候です。
特に花火大会や燈花会などは、雨天中止や順延の可能性があります。

例えば、八尾駐屯地盆踊り大会は2025年8月6日開催予定ですが、荒天時は翌7日に順延。
「なら燈花会」も雨天中止となる場合があります。

前日または当日の朝には、必ず公式サイトやSNSで開催情報をチェックしましょう。




5-2. アクセスと駐車場事情を事前に確認


都市部の会場(例:天王寺、道頓堀)は鉄道でのアクセスが便利ですが、郊外や山間部(例:吉野川、下北山村)では車移動が前提の場合も多くあります。
奈良の下北山村などは公共交通機関の本数が少なく、車+早めの到着がおすすめ。
大規模イベント(例:万博夏まつり、泉州夢花火)では臨時駐車場の情報も要チェック。

また、駐車場が少ない会場ではシャトルバスや徒歩移動も想定しておきましょう。




5-3. 混雑回避のコツ


盆踊りや花火大会は特に混雑しがちですが、少しの工夫でストレスを軽減できます。

花火大会は早めの場所取りを。
開始1〜2時間前が理想。

浴衣など和装の場合は歩きやすい履物で参加を。

屋台や縁日は夕方から混雑するため、16〜17時ごろが比較的空いていて狙い目。

また、子ども連れの場合はトイレの場所や休憩所も事前に確認しておくと安心です。




5-4. 熱中症対策も忘れずに


夏祭りは夕方以降が中心とはいえ、昼間からの移動や並び時間で体調を崩すこともあります。

・水分はこまめに摂取
・日傘・帽子・携帯用扇風機などの持参
・お子様や高齢者は無理のないスケジュールでの参加を

夜になっても蒸し暑い日が続くため、適度な休憩が大切です。




5-5. お金・荷物・準備のポイント


現金:屋台や縁日では現金払いが基本
モバイルバッテリー:写真・地図・SNS投稿などで電池消耗大
レジャーシート:花火鑑賞や盆踊り観覧に便利
虫よけスプレー・ウェットティッシュ:屋外イベントの必需品

特に「なら燈花会」のような静かなイベントでは、カメラのシャッター音や大声での会話に配慮するのもマナーのひとつです。
しっかりと準備しておけば、当日はストレスなく、存分に夏祭りを楽しめます。家族や友人と協力して、楽しい思い出を安全に作りましょう。






6. まとめ



2025年の夏も、奈良・大阪では個性豊かで魅力あふれる夏祭りや盆踊り、花火大会が数多く開催されています。
それぞれの地域が持つ歴史や文化、風土を背景に、夏の夜を彩るイベントの数々は、訪れる人々にとって心に残る特別な体験となることでしょう。

奈良では、「なら燈花会」や「平城京夏まつり」など、古都ならではの幻想的で文化的な雰囲気を味わうことができます。
歴史的建造物や自然と融合したイベントは、静かで落ち着いた時間を求める方にぴったりです。
家族連れからカップル、歴史好きの旅行者まで、誰もが心穏やかに楽しめる空間が広がっています。

一方、大阪では「万博夏まつり」や「道頓堀盆おどり」、「泉州夢花火」など、都市ならではのスケール感とエンタメ性に満ちたイベントが目白押しです。
アクセスも良く、気軽に参加しやすいため、若者グループや観光客、子ども連れのファミリーにも最適です。
にぎやかで開放的な空気の中、笑顔と歓声が響く夏祭りは、大阪らしさそのもの。

また、この記事でご紹介したように、週末を利用したモデルコースや、両地域をまたいでの“ハイブリッド夏祭り”も可能です。
奈良で静かな夜を、そして大阪でにぎやかな夜を楽しむ -そんな贅沢な過ごし方も、このエリアならでは。

夏の思い出は、ふとした時に心を温かくしてくれるものです。2025年の夏、奈良・大阪のどこかで、あなたの心に残る瞬間がきっと見つかるはず。
カレンダーに印をつけて、週末の予定を夏色に染めてみてはいかがでしょうか。