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変動金利は危険?4月の金利上昇を踏まえた住宅ローンの選び方

2026年3月8日

こんにちは、SOUSEIです!

住宅ローンを検討している人の間で、ここ最近よく聞かれるようになったのが「変動金利は危険なのではないか」という声です。長年続いてきた日本の低金利環境に変化が見え始め、2024年4月以降は金利動向への関心が急速に高まっています。 これまで住宅ローンは「変動金利が圧倒的に有利」と言われることが多く、多くの人が変動金利を選んできました。しかし金融政策の変化によって、今後は金利が上昇していく可能性があると言われています。そのため「これから住宅ローンを組むなら固定金利がいいのか、それとも変動金利でも大丈夫なのか」と悩む人が増えているのです。 とはいえ、変動金利が必ずしも危険というわけではありません。重要なのは、住宅ローンの仕組みと金利の動きを理解し、自分の家計状況に合ったローンを選ぶことです。 この記事では、金利上昇の背景、変動金利の仕組み、固定金利との違い、金利上昇時の影響、そしてこれからの住宅ローンの選び方についてわかりやすく解説します。









1. 住宅ローン金利はなぜ上昇しているのか



住宅ローン金利の動向は、日本の金融政策と密接に関係しています。
2024年以降、金利上昇が注目されるようになった背景には、日本の金融政策の転換があります。




1-1. 金融政策の変化


日本では長年、景気を支えるために超低金利政策が続いてきました。
銀行の金利も非常に低く抑えられ、住宅ローンも歴史的な低金利の状態が続いていたのです。

しかし、物価の上昇や経済環境の変化を受け、金融政策は徐々に正常化へと向かい始めました。
これにより、日本の金利は長期的に見ると緩やかに上昇していく可能性があると考えられています。




1-2. 住宅ローン金利への影響


住宅ローンには主に「変動金利」と「固定金利」がありますが、金利上昇の影響の受け方はそれぞれ異なります。
固定金利は主に長期金利の影響を受けるため、すでに少しずつ上昇傾向が見られています。
一方で変動金利は短期金利に連動するため、急激に上がるケースは少ないと言われています。

ただし金融政策が大きく変われば、変動金利も将来的に上昇する可能性があります。
そのため、住宅ローンを検討する人にとって金利動向は非常に重要なポイントになっているのです。






2. 変動金利は本当に危険なのか



「変動金利は危険」と言われることがありますが、その理由は金利が上昇した場合に返済額が増える可能性があるからです。
ただし、仕組みを理解すれば必要以上に恐れるものではありません。




2-1. 変動金利の仕組み


変動金利の住宅ローンは、一般的に半年ごとに金利が見直される仕組みになっています。
ただし実際の返済額はすぐに変わるわけではありません。
多くの住宅ローンでは「5年ルール」と呼ばれる仕組みがあり、返済額の見直しは5年ごとに行われます。

また「125%ルール」と呼ばれる制度もあり、返済額が急激に増えないように制限されています。
この仕組みによって、金利が上昇しても急に返済額が大きく跳ね上がることは基本的にありません。




2-2. 変動金利のメリット


変動金利の最大のメリットは、金利が低いことです。
固定金利よりも低い金利で借りられるため、毎月の返済額を抑えることができます。

例えば同じ借入額でも、変動金利のほうが月々の返済が数千円から数万円程度安くなるケースもあります。
そのため借入可能額が増え、希望の住宅を購入しやすくなるというメリットがあります。

また、日本は長い間低金利が続いてきたため、結果的に変動金利を選んだ人のほうが総支払額が少なく済んだケースも多くありました。




2-3. 変動金利のリスク


一方で、変動金利には金利上昇リスクがあります。
将来金利が上がると、返済額が増える可能性があるからです。

特に住宅ローンは30年から35年と長期間になることが多いため、その間に金利環境が変わる可能性があります。
もし金利が大きく上昇した場合、家計への負担が増える可能性があります。

そのため変動金利を選ぶ場合は、将来の金利上昇をある程度想定した資金計画を立てることが重要になります。






3. 固定金利との違い



住宅ローンを考える際、多くの人が悩むのが「変動金利と固定金利のどちらを選ぶべきか」という問題です。それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。
3-1. 固定金利のメリット


固定金利は、借入時に決めた金利が返済終了まで変わらないのが最大の特徴です。
毎月の返済額も変わらないため、家計の計画が立てやすくなります。
教育費や老後資金など、将来の支出を考えると返済額が一定であることは大きな安心材料になります。

また、将来金利が上昇しても影響を受けないという点も大きなメリットです。




3-2. 固定金利のデメリット


一方で固定金利は、変動金利よりも金利が高く設定されています。
そのため毎月の返済額が増えやすく、総支払額も大きくなる可能性があります。

また、もし将来金利が上がらなかった場合でも、高い金利で返済を続けることになるため、結果的に支払いが多くなることもあります。




3-3. 変動と固定はどちらが得か


結論から言うと、どちらが得かは将来の金利動向によって変わります。
金利が低い状態が続けば変動金利が有利ですが、大きく上昇すれば固定金利のほうが有利になる可能性があります。
そのため重要なのは、どちらが絶対に正しいという考え方ではなく、自分のリスク許容度に合わせて選ぶことです。






4. 金利が1%上がると住宅ローンはいくら増える?



金利上昇の影響を理解するためには、具体的な数字で考えてみることが大切です。

例えば4000万円を35年ローンで借りた場合を考えてみます。
金利が0.5%の場合、月々の返済額はおよそ10万円前後になります。
しかし金利が1.5%になると、月々の返済額は約12万円前後になります。
つまり金利が1%上がるだけで、毎月2万円ほど返済額が増える計算になります。
これを年間で考えると約24万円、35年間では数百万円単位の差になる可能性があります。

もちろん実際の住宅ローンでは元金が減っていくため単純計算とは異なりますが、金利の変化が家計に大きな影響を与えることは間違いありません。
そのため住宅ローンを組む際は、現在の金利だけではなく、将来の金利上昇も想定しておくことが重要です。






5. 金利上昇時代の住宅ローンの選び方



これから住宅ローンを選ぶ際には、金利上昇の可能性を踏まえた慎重な判断が必要になります。




5-1. 返済余力を持たせる


住宅ローンで最も重要なのは、借りられる金額ではなく「無理なく返済できる金額」です。
金融機関が提示する借入可能額は比較的高めに設定されていることが多いため、その上限まで借りてしまうと家計に余裕がなくなる可能性があります。




5-2. 固定期間選択型も検討する


変動金利と固定金利の中間的な選択肢として、固定期間選択型があります。
例えば10年間だけ金利を固定し、その後は変動金利になるタイプの住宅ローンです。
このタイプのローンは、当初の金利を安定させつつ、その後の金利状況に応じて見直すことができるため、バランス型の選択肢として人気があります。




5-3. 繰上げ返済を活用する


住宅ローンのリスクを減らす方法として、繰上げ返済があります。
余裕資金があるときに元金を減らすことで、将来の利息負担を軽減することができます。
特に変動金利を選ぶ場合は、繰上げ返済を前提にした資金計画を立てることで金利上昇のリスクを抑えることができます。




5-4. ミックスローンという選択肢


最近では、住宅ローンを複数に分けて借りる「ミックスローン」という方法もあります。
例えば半分を固定金利、半分を変動金利にすることで、リスクを分散することができます。

この方法は金利上昇の影響を抑えながら、低金利のメリットも活かすことができるため、バランス型の戦略として注目されています。






6. 変動金利を選ぶべき人



変動金利は次のような人に向いていると言われています。

まず、収入に余裕があり、多少返済額が増えても対応できる人です。
金利上昇があっても家計に大きな影響が出にくいからです。

また、繰上げ返済を積極的に行う予定の人にも向いています。
元金を早く減らすことで、金利上昇の影響を小さくすることができるからです。
さらに、借入期間が短い人や住宅ローン残高を早く減らす計画の人も、変動金利のメリットを活かしやすい傾向があります。






7. 固定金利を選ぶべき人



一方で固定金利は、安定性を重視する人に向いています。

例えば、教育費など今後大きな支出が予定されている家庭では、返済額が変わらない固定金利のほうが安心感があります。

また、将来の金利上昇に対する不安が強い人や、家計管理をシンプルにしたい人にも固定金利は適しています。
金利はやや高くなりますが、長期的な安心を得られるという意味では大きなメリットがあります。






8. これからの住宅ローン金利はどうなる?



今後の住宅ローン金利については、専門家の間でもさまざまな意見があります。
ただし多くの見方では、日本の金利は急激に上昇する可能性は低く、緩やかな上昇になると予想されています。
日本は依然として低金利の国であり、海外と比べても住宅ローン金利は低い水準にあります。
そのため、急激な金利上昇によって住宅ローンが大きく危険になるという可能性は高くないと考えられています。

ただし長期的には金利が少しずつ上がっていく可能性はあるため、慎重な資金計画が必要です。






9. まとめ



住宅ローンを考える際、「変動金利は危険」という言葉だけで判断するのは適切ではありません。
変動金利には低金利という大きなメリットがありますが、金利上昇のリスクも存在します。

重要なのは、住宅ローンの仕組みを理解し、自分の家計状況やライフプランに合った選択をすることです。
返済余力を持たせることや、繰上げ返済、固定期間の活用など、さまざまな方法でリスクを抑えることも可能です。

これから住宅ローンを組む人は、現在の金利だけで判断するのではなく、将来の金利変動も見据えたうえで慎重に選ぶことが大切です。
自分に合った住宅ローンを選ぶことが、長期的に安心できる住まいづくりにつながると言えるでしょう。