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【もうすぐ梅雨】カビの徹底対策法

2025年5月2日

こんにちは、SOUSEIです!

もうすぐ梅雨ですね。
湿気がふえる時期なので、気になるのはカビ。
そんなカビの徹底対策法をご紹介致します。









1. カビの種類とよくある発生場所



カビは、見た目だけでなく健康にも影響を与える、住まいの大敵です。
まずは家庭内に現れるカビの種類と、それぞれが発生しやすい場所を知ることが、正しい対策の第一歩になります。

主なカビの種類
1. 黒カビ(クラドスポリウム属)
特徴:黒っぽい斑点状の見た目。湿気の多い場所に多く発生する。
危険性:吸い込むとアレルギーや喘息の原因になることも。
発生場所:浴室の壁やタイルの目地、窓のゴムパッキン、エアコン内部など。

2. 青カビ(ペニシリウム属)
特徴:青緑色。食品や湿った壁に多く見られる。
危険性:一部の種類は有毒成分を出すこともある。
発生場所:パンや果物などの食品、畳、壁紙の裏など。

3. 赤カビ(フザリウム属)
特徴:赤〜ピンク色でヌメヌメした見た目。
危険性:主に美容面で問題になるが、まれに感染症の原因にも。
発生場所:浴室の排水口やシャンプーボトルの底、洗面所まわり。

4. 白カビ(アスペルギルス属など)
特徴:白くふわふわとした見た目。家具や壁の裏など目立たない場所に多い。
危険性:胞子を吸い込むと呼吸器系に悪影響を及ぼす可能性。
発生場所:クローゼットの中、押入れ、衣類、木製家具の裏など。


よくあるカビの発生場所とその理由



カビは目に見える場所だけでなく、家具の裏や壁紙の中など、普段気づかない場所でも静かに繁殖しています。
まずは「どこに」「どんな種類の」カビが発生しやすいのかを知り、注意深くチェックすることが大切です。






2. 日常生活でできる基本のカビ予防方法



カビの発生を防ぐには、日頃のちょっとした習慣の積み重ねがとても重要です。
特別な機械や高価なグッズを使わずに、家庭でできる基本的なカビ対策をご紹介します。

1. 換気を習慣にする ポイント:カビは「湿度60%以上」で急速に繁殖します。
換気をして湿気を外に逃がすことで、カビの生育環境を断ちましょう。

方法: 朝起きたら15〜30分、窓を全開にして空気を入れ替える。
雨の日や冬でも換気扇は1日数回まわす。
クローゼットや押入れは定期的に扉を開けて風を通す。


2. 室内の湿度を管理する
ポイント: 湿度が高い状態が長く続くと、目に見えない場所にカビが発生します。

方法: 湿度計を設置し、室内の湿度を40〜60%に保つ。
除湿機やエアコンの除湿モードを活用する。
梅雨や夏場は除湿剤(シリカゲル、炭タイプ)をクローゼットや押入れに設置。
浴室のドアを閉めておく or 換気扇を24時間回すのも効果的。


3. 水まわりは「乾かす」がカギ
ポイント: 浴室やキッチンなどの水まわりは、カビの温床になりやすい場所。

方法: お風呂上がりに壁や床をスクイージーで水切り。
タオルや布巾は毎日乾いたものに交換する。
シンクまわりも、夜寝る前にサッと水分を拭き取る習慣を。


4. 掃除・片付けのコツ
ポイント: 汚れやホコリはカビのエサになります。

方法: 週1回は水まわりと窓のサッシを掃除する。
家具や壁との間には5〜10cmの隙間をあけて通気性を確保。
使わない物は溜めずに、こまめに整理整頓。


5. カビが出やすい時期を意識する
梅雨〜夏は「湿度」
冬は「結露」
春は「冬のカビ残り」

それぞれの季節に合わせて、対策のポイントを見直しましょう。

これらの基本的な習慣を取り入れるだけで、カビの発生リスクは大幅に下がります。
特別なことをしなくても、「湿気を溜めない」「水分を残さない」「ホコリをためない」の3つを意識するだけで、清潔で健康的な空間を保つことができます。






3. カビを撃退!効果的な掃除・除去方法



カビ予防を心がけていても、気づかないうちに発生してしまうことがあります。
そんなときは、適切な方法で確実に除去することが重要です。

市販のカビ取り剤や自然派クリーナーを使った掃除方法と、その際の注意点を詳しく解説します。


1. 市販のカビ取り剤を使った方法
用意するもの
塩素系カビ取り剤(例:カビキラー、カビハイターなど)
ゴム手袋、マスク、メガネ(目や皮膚を守るため)
換気扇 or 窓(必ず換気しながら作業)

掃除手順
汚れている部分のホコリや水分をあらかじめ拭き取る。
カビ取り剤を直接スプレーする。
5〜30分放置(商品により異なるのでラベルを確認)。
しっかり水で洗い流す or 拭き取る。

注意点
他の洗剤(特に酸性タイプ)とは絶対に混ぜない。
有毒ガスが発生します。
色柄のある布や木材には不向きなこともある(漂白作用あり)。


2. 重曹・クエン酸を使ったナチュラル除去法 市販の薬剤を使いたくない人や、小さな子ども・ペットがいる家庭では、ナチュラルな素材での除去方法も有効です。

重曹スプレー(弱アルカリ性)
カビが生えた場所にスプレーし、布で拭き取る。
油汚れも一緒に落とせるため、キッチン向き。
強力な殺菌力はないが、軽いカビには効果的。

クエン酸スプレー(弱酸性)
お風呂や水まわりの赤カビや石けんカス汚れに効果的。
水200mlにクエン酸小さじ1を溶かしてスプレー。

消毒用エタノール(即効性あり)
拭き取り後にスプレーしておくとカビの再発予防になる。
揮発性が高く、2度拭き不要。電子機器まわりにも使用可。


3. 頑固なカビには「パック法」が有効 方法: カビ取り剤や重曹ペーストを塗布。
上からキッチンペーパーやラップで覆う。
1時間ほど放置してから剥がし、洗い流す。
最後に乾いた布で水分をしっかり拭き取る。
特に浴室のタイルの目地やゴムパッキンに効果的です。


4. 掃除のあとはしっかり乾燥! カビを取り除いたあとは、そのままにせず、しっかり乾燥させることが重要です。
水分が残っていると再発の原因になります。
タオルや雑巾で水分を拭き取る。
サーキュレーターやドライヤーで風を当てるのも効果的。


5. 週1回の「リセット掃除」で再発防止!
浴室や窓まわりなど、カビが出やすい場所は週1回の簡単掃除を習慣にしましょう。
一度カビを撃退しても、油断するとすぐに再発します。
小まめな掃除こそが、最大の予防策です。


強い洗剤を使うときは安全に注意し、軽い汚れなら自然素材でも十分対応可能です。
カビを見つけたら、放置せず早めの対処が何より大切です。