こんにちは!SOUSEIの梅木です。
今日は「中二階」についてお話したいと思います。
弊社のお施主様の約4割が中二階のあるお家です!
そもそもSOUSEIの中二階ってなに??スキップフロアとはどう違うの?
中二階にするメリットは?どんな使い方ができるの?
という疑問にお答えしますね。
目次
中二階ってなに??
「中二階」というのは、1階と2階の間のスペースのことです。
通常の2階建てのお家よりも、
1階と2階の間隔を広くすることで、空間を設けます。
そうすることで、
「1階の小屋裏収納」「2階の床下収納」みたいな空間ができます。
中二階のお家を横から見ると、こんな感じ▽
④⑤が中二階です
このスペースは、高さが1.4mまで確保することが可能です。
(それ以上だと3階建てになってしまいます)
「中2階のある家」が誕生した背景
収納の不安
お家を建てられる方の9割の方が、
「収納を可能な限りとって欲しい!」という要望をおっしゃられます。
では、一般的に収納の量ってどれくらい必要かご存知ですか?
一般的には、建物面積の10~12% という風に言われています。
延床面積が100㎡(30坪)のお家でしたら、10~12㎡位。
㎡だとわかりにくいですが、
6畳~7.2畳位だとイメージしやすいかもしれません。
でも実際にはそれでは足りないというケースの方が多いようです。
家族構成や、生活スタイル、趣味の多様性、玩具の充実・・・等々
様々な要因が考えられますが、
とにかく足りなく「なっていく」 という恐怖感を皆さんがお持ちだということです。
では中2階の収納能力はどれくらいかというと・・・
【通常の収納の場合】
2.4m(天井高)×10㎡=24㎥
【中二階スペースの場合】
1.4m(天井高)×23.18㎡=32.45㎥
中二階のスペースは、2階の床面積の半分まで取ることができます。
上記の計算は延床面積100㎡のお家の場合の、
一般的な中2階スペースの広さが約14畳位となることが多いので、
14畳の広さで計算しています。
上記の計算ですと、一般的な収納量の1.35倍の収納量が、
中2階スペースだけで確保されます。
これだけの収納量が、将来的な収納スペースの不安を消してくれることが、
採用される理由の一つになります。
男は書斎が欲しい!
これは、ご主人の・・・いえ、男性の9割は望んでいます。
なぜかを問い詰めないであげてほしいのです。
ほぼ習性といってもいいと思います。
狭い部屋の方が好まれることも多いです。
何せ、狭くても一人になれる空間を欲します。
ですが・・・悲しいことに、奥様の8割に却下されます。
無駄なスペースと・・・
中2階の7つのメリット
1.様々な用途に使える空間
これは、後でご紹介する面白い中2階活用例で、使い方のご紹介をいたしますが、
様々な用途に使えるということは、様々な用途に変更できるということになります。
子供の年齢によって収納量が変わったり、趣味が変わったり、家族構成が変わったり・・・
その時々によって使い方を変えてもいいんです。
2.重たい物や大きな物も楽々水平収納
これは、最初の中2階についてのご説明にも出てまいりましたが、
以前からある小屋裏収納などは、はしごを登って、荷物を収納することが多かったです。
その為、大きな荷物や重い荷物を持ちあげるのはしんどく、多くの場合に、
「一生見ることの無い物」を収納するスペースに変わっていきます。
中2階の場合は、1階から2階へ上がる階段の途中に、中2階スペースに入ることができます。
その為、荷物を水平に収納することができます。
普段利用するものでも頻繁に出し入れしやすい、これがメリットです。
3.2階の足音や振動を軽減!
通常の2階建ても1階と2階の間にスペースはあります。
1階の天井と2階の床との間が約50㎝位。
中2階スペースを挟んだ場合、約2.3m。
その差は約1.8m。
その間に中2階の床を挟むことになりますので、2階の音を軽減しやすくなります。
4.天井高約4.16mのリビング
吹抜けを希望される方は非常に多くいらっしゃいます。
吹抜けを希望する理由としては、
1.高い位置に明かりとりの窓を設け、リビングを明るくしたい。
2.天井高が高いことで、リビングが広く感じる。
1.2.のいずれもが中2階にすることで実現できます。
ですが、吹抜けにする場合のデメリットとして
1.2階のスペースをつぶして吹き抜け空間を作らなければならず、2階の間取りに制限を受けてします。
2.吹抜けの場合のリビングの天井は、2階の天井高になる為、空間が広くなりすぎ熱効率が悪くなる。
2.については、断熱性、気密性の高い家では絶対ではありませんが、
中2階の場合このどちらも回避することができます。
5.2.5階の高さでプライバシーを確保
これは、周りの家が中2階ではない場合です。
単純に、中2階の家と普通の2階建ての場合、2階部分は中2階の家の方が高くなります。
その為、周り普通の2階建ての場合、同じ2階でも目線が合わず、
お隣さんと視線が合いにくい状況になります。
また場合によっては、眺望が変わってきます。
6.固定資産税も対象外!
中2階スペースは、延床面積には、入りません。
普通のロフトや屋根裏収納が延べ床面積に入らないのと同じです。
その為、固定資産税の対象となる面積にもカウントされないスペースとなります。
7.ご主人と奥様のそれぞれに納得できる!
初めの方に出てまいりましたが、ご主人の希望では書斎がほしい!という意見が多く、
奥様の希望ではリビングを広くしたい、明るくしたい!という意見が多いです。
中2階のお家は、ご主人のご要望と、奥様のご要望を同時に満たすことができるので、
採用されることが多いようです。
面白い中2階活用例
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〇時と暮らす家▽
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