こんにちは、梅木です。
今日は「中2階」についてお話したいと思います。
少し長いので次回と2回に分けてお届けしていきます。
目次
中2階ってなに?
「中2階のある家」が誕生した背景
・収納の不安
・男は書斎が欲しい
中2階の7つのメリット
1.様々な用途に使える空間
2.重たい物や大きな物も楽々水平収納
3.2階の足音や振動を軽減!
4.天井高約4.16mのリビング
5.2.5階の高さでプライバシーを確保
6.固定資産税も対象外!
7.ご主人と奥様のそれぞれに納得できる!
面白い中2階活用例
実物を見に行こう!
中2階ってなに??
「中2階」というのは、1階と2階の間のスペースです。
通常の2階建てのお家よりも、
1階と2階の間隔を広くすることで、空間を設けます。
そうすることで、
「1階の小屋裏収納」「2階の床下収納」みたいな空間ができます。
このスペースは、高さが1.4mまで確保することが可能です。
(それ以上だと3階建てになってしまいます)

「中2階のある家」が誕生した背景
収納の不安
お家を建てられる方の9割の方が、
「収納を可能な限りとって欲しい!」という要望をおっしゃられます。
一般的に収納の量ってどれくらい必要かご存知ですか?
一般的に言われるのは、建物面積の10~12% という風に言われています。
延床面積が100㎡(30坪)のお家でしたら、10~12㎡位。
㎡だとわかりにくいですが、
6畳~7.2畳位だとイメージしやすいかもしれません。
でも実際にはそれでは足りないというケースの方が多いようです。
家族構成や、生活スタイル、趣味の多様性、玩具の充実・・・等々
様々な要因が考えられますが、
とにかく足りなく「なっていく」 という恐怖感を皆さんがお持ちだということです。
では中2階の収納能力はどれくらいかというと・・・
通常の収納の場合
2.4m(天井高)×10㎡=24㎥
中2階スペースの場合
1.4m(天井高)×23.18㎡=32.45㎥
中2階のスペースは、2階の床面積の半分まで取ることができます。
上記の計算は延床面積100㎡のお家の場合の、
一般的な中2階スペースの広さが約14畳位となることが多いので、
14畳の広さで計算しています。
上記の計算ですと、一般的な収納量の1.35倍の収納量が、
中2階スペースだけで確保されます。
これだけの収納量が、将来的な収納スペースの不安を消してくれることが、
採用される理由の一つになります。
男は書斎が欲しい!
これは、ご主人、男性の9割は望んでいます。
なぜかを問い詰めないであげてほしいのです。ほぼ習性といってもいいと思います。
狭い部屋の方が好まれることも多いです。
何せ、狭くても一人になれる空間を欲します。
ですが、悲しいことに、奥様の8割に却下されます。
無駄なスペースと・・・
中2階の7つのメリット
1.様々な用途に使える空間
これは、後でご紹介する面白い中2階活用例で、使い方のご紹介をいたしますが、
様々な用途に使えるということは、様々な用途に変更できるということになります。
子供の年齢によって収納量が変わったり、趣味が変わったり、家族構成が変わったり・・・
その時々によって使い方を変えてもいいんです。

2.重たい物や大きな物も楽々水平収納
これは、最初の中2階についてのご説明にも出てまいりましたが、
以前からある小屋裏収納などは、はしごを登って、荷物を収納することが多かったです。
その為、大きな荷物や重い荷物を持ちあげるのはしんどく、多くの場合に、
「一生見ることの無い物」を収納するスペースに変わっていきます。
中2階の場合は、1階から2階へ上がる階段の途中に、中2階スペースに入ることができます。
その為、荷物を水平に収納することができます。
普段利用するものでも頻繁に出し入れしやすい、これがメリットです。
続きは次回のブログで^^