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住宅ローンの金利の今後は?
金利の動きや利上げする場合の対策を解説

2023年7月21日

こんにちは、SOUSEIです!
今回は、住宅ローン金利の今後について知りたいという方に向けて以下の内容ををご紹介します!

・住宅ローン金利の種類や特徴
・今後の金利の動きと対策


住宅ローンの金利の動きや上昇する場合に備えた対策について具体的にお話します。
ぜひ最後までご覧ください!









1. 住宅ローンの金利の3種類とは?



はじめに、住宅ローンの金利の種類や特徴についてお話します。




1-1.固定金利型


固定金利型は、金融政策の影響を受けにくい金利のタイプです。
そのため、住宅ローンの月々の返済金額が一定であることが特徴です。

変動金利型に比べて利率が高い傾向にありますが、金利が上昇しても影響を受けないため、返済の見通しを立てやすいというメリットがあります。




1-2. 変動金利型


固定金利型とは異なり、金利が一定でないタイプが変動金利型です。
金融政策の影響を受けやすいため、金利が上昇すると住宅ローンの月々の返済額は負担が大きくなります。

しかし、借入時の利率が固定金利よりも低く設定されている傾向にあるため、返済総額が抑えられる場合があります。




1-3. 固定金利選択型


固定金利選択型は借入から一定の期間は金利が固定されます。
固定期間が終了したのち、固定金利型か変動金利型を選択できるのが特徴です。

返済額上限が決まっていないため、金利の上昇に伴い返済額が膨らむリスクはありますが、固定期間が短いほど金利が低くなります。






2. 2023年以降の金利はどうなる?



次に、2023年以降の住宅ローンの金利について、動きや傾向をお話します。






2-1.インフレ抑制の動き


新型コロナやエネルギー価格の高騰により、世界的に経済を正常化させる動きが高まっています。
海外ではインフレを抑制するべく利上げが行われており、日本では金融緩和を継続しています。
金融緩和を継続しているのは、利上げを行うことで日本の借金が膨らむリスクがあるためです。




2-2.金利は上昇する傾向


世界的にインフレ抑制の動きが強まっている中、日本は金融緩和を継続中です。

しかし、日本で物価の上昇が続いているため、今後は利上げを行う可能性があります。
利上げを行うと住宅ローンの金利に大きな影響があるため、金利の上昇を見越した対策が必要です。




2-3.先に利上げするのは固定金利


一般的に、先に利上げをするのは固定金利です。
そのため、変動金利が上昇し始めたらすでに固定金利は高い水準まで上がりきった状況です。
変動金利が上昇し始めた後に固定金利に借り換えを行うと、返済負担が大幅に増える可能性が高いため、借り換えのタイミングはしっかりと見極めましょう。






3. 住宅ローンの金利が上がる場合の対策は?



最後に、住宅ローンの金利が上がる場合の対策についてお話します。




3-1.繰上返済の資金を残しておく


金利の上昇に備え、繰上返済に充てる資金を残しておきましょう。
残債額によっては、一時的にまとまった資金が必要になります。

しかし、繰上返済を行うことで残債が減るため、支払う利息も少なくて済みます。
変動金利を選択している場合、利息が低い借入時から繰上返済用に資金を積み立てておくと安心ですよ。




3-2.借り換えを検討する


繰上返済が困難な場合や、他の金融機関が設定する金利水準が魅力的な場合は借り換えを検討しましょう。
ただし、借り換えを行うには審査に通過する必要があるため、諸条件の確認が必須です。

また、残債額や金利水準・手数料によっては借り換えを行うメリットが無い場合もあります。
事前によくシミュレーションを行い、メリットを明確にしたうえで借り換えを選択しましょう。




3-3.金利上昇を前提に返済プランを立てる


住宅ローンを借り入れる際に、金利上昇を前提に返済プランを立てておくと安心です。
家族構成を考慮したキャッシュフロー表は、家計の収入と支出・貯蓄額の推移を時系列で表すことができます。
金利が上昇した場合の家計状況を、数字に基づいてシミュレーションできるため、金利タイプを合理的に選べますよ。




3-4.売却を視野に入れておく


家を売却した資金で住宅ローンを返済する方法もあります。
間取りや立地などが好条件で、住宅としての価値が高いと、売却した資金で住宅ローンが完済可能な場合があります。

また、売却した資金で住宅ローンを完済できない場合もあるため、予め補填用の資金を準備しておく・繰上げ返済と比較検討する必要があります。






4.まとめ



2023年以降の住宅ローンの金利は上昇傾向にあり、世界的にインフレ抑制の動きが見られます。
日本も物価の上昇が続くと利上げになる可能性があるため、利上げを見越して住宅ローンの金利タイプを選択しましょう。

また、住宅ローンを借り入れる際は、予め金利上昇を前提とした返済プランを検討しておくと安心ですよ。


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