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ナメクジ

2024年4月22日

こんにちは! 倉川です。


今朝会社の外掃除をしていると、なめくじを発見しました。
おそらく先日の雨が影響で表に出てきたのではないかと推測します。

私はナメクジを見て、昔おじいちゃんに「ナメクジが出た時は塩をかけるといい。塩をかけると溶けてしまうんだ。」と教えてもらったことを思い出しました。


なめくじは塩をかけると溶けてしまう。
そのことを知っている人は多いと思います。
しかし、なぜ塩をかけてしまうだけで溶けてしまうか、理由まで知っている人は少ないのではないでしょうか?

私はとても気になって早速調べたので、今日は皆さんにも「ナメクジは塩をかけるとなぜ溶けてしまうか」について共有させていただきたいと思います。


ナメクジは体の約90%が水分でできています。
ナメクジに限らず、生物は基本的には水分が体の大半を占めており、人間も約65%が水分でできています。
体内に水分が多い物に塩をかけると水は塩分濃度が薄い方から濃い方に流れる性質がある為、水が外に出ていってしまいます。
その為、ナメクジに塩をかけると体内の水分の大半が外に出ていき、溶けたように小さくなってしまうのです。

また、人間に塩をかけても溶けないのは皮膚がある為です。
もし人間もナメクジと同じように皮膚がなければ塩をかけられると水分が抜けて溶けたように小さくなってしまうということになります。
皮膚に感謝ですね!

これから梅雨の時期にかけてナメクジの量は格段に増えると思いますが、気軽な気持ちで塩をかけないでくださいね。
ナメクジも懸命に生きているので命は大切にしていただければとても嬉しく思います。


今日はナメクジについての知識をご紹介させていただきましたが、これからも定期的に役に立つ知識を発信できればと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。