BLOG
夏の終わりに。
2025年9月1日
夏の終わりが近づく夜風の匂いで白ごはんを食べている乃村です。
夏が嫌いなことは変わりませんが、頭ごなしに否定するのも良くないので
僕なりに夏が好きな人は夏の何が好きなのかを考えてみました。
そうすると、一つの答えに辿り着きました。
僕が思うに、夏ってリアルタイムで好きな人はいないと思うんですよ。
どういうことかと言いますと、朝の出勤とかで駅まで歩いている時に
朝なのにバカみたいに暑くて、駅や職場まで5分10分歩くだけで汗をかいているときに、夏って最高やなあと思っている人はいないと思うんですよ。
海の開放感とか、祭りの出店とかが好きだからっていうのも本質的ではないと思うんです。
僕の中ででた答えは、夏が好きな人は、夏が完全に終わった11月ごろに、祭りや海とかの思い出を思い返すことで、夏独特の儚さや切なさのようなものを感じ、やっぱり夏が好きだなと思っているのではないかなと思います。
今そこにある夏が好きなのではなく、思い返したときの切なさや儚さで後味良くなるので暑かったことを忘れて、よかった思い出だけが残ってるんだと思います。
つまり夏が好きな人が本当に好きなものは、「過ぎ去った夏の儚さを感じ、感傷に浸る11月ごろ」。
つまり冬が好きということです。
結局みんな冬が好きだったんですね。
僕は嬉しいです。
Copyright SOUSEI, Inc. All Rights Reserved.