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中二階を作ると固定資産税はどうなる?固定資産税についても解説

2022年8月26日


こんにちは!SOUSEIです。


今日は、中二階付きの住宅に関する税金について解説していきます。
↓のようなことが気になる方には大必見の内容となっております。

・固定資産税の内容や最低限の知識を身につけたい
・中二階を作ると固定資産税はどうなるのか知りたい(高くなる・安くなるのか)



中二階をこれから検討される方はぜひ最後までご覧ください。











1.そもそも固定資産税とは


固定資産税とは、住宅地や田んぼなどの土地・住宅やお店などの家屋・工場の機械や会社の備品などの固定資産(償却資産とも呼ばれます)にかかる税金です。
以下より詳しく解説していきますね。




1-1. 固定資産税 = 不動産等の資産に設けられている税金




固定資産の対象となる範囲は広く、例えば以下のものが当てはまります。


・土地:宅地、田畑、池沼、牧場、山林
・家屋:住宅、店舗、工場、倉庫など屋根および三方に壁があり、土地に定着している建物
・償却資産:事業を営む人が、事業で使うために所有している機械、器具、備品のうち自動車税の課 税がない資産



固定資産税とは、こうした土地や家屋などの評価額を基に計算されます。
ただし、地方公共団体や学校法人、社会福祉法人などが所有している固定資産で、本来の用途で使用されている場合は非課税となります。




1-2. 一戸建ての固定資産税は10万円台が多い


一戸建ての固定資産税の金額は「不動産の課税標準額(評価額) × 標準税率1.4%」で求めることができます。

そして、不動産の課税標準額(評価額)は「再建築価格 × 経年減点補正率」という計算式により求めます。

細かな計算方法はここでは割愛しますが、上記計算式に当てはまると一戸建てにかかる固定資産税の平均額は、年間10万円~15万円です。
月々に均すと、毎月約1万円が固定資産税としてかかります。


ただし、物件の資産価値によって固定資産税額は大きく変わり、ここでの相場は一般的な2000万円~4000万円程度の一戸建てを購入した場合を想定しています。
また、固定資産税の税率は1.4%が標準ですが、地域ごとに税率も変動するため、住む場所によって同じ土地の広さ・建物の大きさでも支払う固定資産税の金額が違います。




1-3. 住居の固定資産税は毎年変動する


固定資産税は固定資産評価額を基準に算出されます。

固定資産評価額は原則として3年に1度評価替えが行われるため、固定資産税もその際に見直されることになります。
建物は年数が経つと、劣化などで価値が下がっていきます。
そのため耐用年数として年数ごとに劣化分の固定資産評価額の下げ幅が決められています。


・木造一戸建:22年程度
・鉄筋コンクリート製:50年程度


上記の年数で価値が下がると言われていますが、素材によって耐用年数が異なります。
建物は年数を経ると価値が下がっていくため、その分建物にかかる固定資産税も安くなります。






2.中二階を作ると固定資産税はどうなる?


続いて中二階を作った場合の固定資産税についてご説明します。




2-1. 中二階スペースが床面積として計上されるかどうかがポイント


中二階スペースに固定資産税が発生する要件として、中二階が床面積として計上されるかどうかがポイントとなります。

床面積として計上される場合は固定資産税の対象となり、そうでない場合は固定資産税の対象外となります。
中二階スペースが床面積として含まれると、床面積を家の資産価値として計算する固定資産税が通常の二階建て住宅の税額を上回ることがあります。




2-2. 基本的に中二階は固定資産税の対象外


中二階スペースが床面積として計上される条件として、以下の2点があります。


・中二階スペースの床から天井までの高さが1.4m以下
・2階に設置されている床面積の2分の1未満の面積



2階の床面積が50㎡の場合、24.99㎡までの中二階スペースを作ることができます。
ただし、家を建てる地域の自治体のルールによって、この2点の条件が異なってくるので、設計の際には注意が必要です。




2-3. 階を設けるより中二階の方が固定資産税は安くなる


上記でご説明した通り、中二階スペースは基本的に固定資産税の対象外となります。

家づくりの際に階数を増やすと固定資産税がその分かかってきてしまうため、単に階数を設けるより中二階スペースを作る方が税金面的にお得だということになります。


ポイントとしては中二階スペースが床面積として計上されるかどうかが重要となるため、設計する際には自治体ごとのルールや床面積に含まれる条件を確認しておきましょう。




SOUSEIでご建築いただく場合、中二階スペースは、延床面積には入りません。
普通のロフトや屋根裏収納が延べ床面積に入らないのと同じです。
その為、固定資産税の対象となる面積にもカウントされないスペースとしてご提案させて頂きますのでご安心くださいませ。




4. まとめ



中二階のお家の固定資産税がどうなるかをご紹介しました。

中二階を作ることによるメリットは固定資産税の減税のほかにもたくさんあります。
以下の記事をご参考に、ぜひ一度中二階付きの家づくりを検討してみてください。


「中二階をご検討中のお客様に伝えたい!!SOUSEIの中二階で7つの暮らし」





SOUSEIでは、お客様の理想の暮らしをまずヒアリングさせていただき、
よりよい暮らしをご提案させて頂きます。

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